年初来高値更新銘柄数:163、年初来安値更新銘柄数:5

年初来高値更新銘柄数:163、年初来安値更新銘柄数:5
東証1部の出来高は17億7,035万株、売買代金は2兆2,810億円(概算)となり、いずれも前日より小幅増加となりました。一連の北朝鮮リスクがいったん後退したことで、前日に続き下値を拾う動きが出たと見られます。また、月末に伴う銘柄入れ替えや、1日(金)に発表される米国雇用統計に期待した売買も下支えになったと考えられます。

ただ、売買代金は連日で2兆円を超えましたが、まだ高水準と呼ぶには程遠い状況に変わりはありません。

そのような中、日経平均株価はNY市場の上昇等を受けて、終日プラス圏で推移しました。後場の半ばには一時+181円高となる場面も見られましたが、最後はやや失速した印象があります。それでも、連日で3桁の上昇となる続伸で引けました。

なお、TOPIXもほぼ同じような値動きとなっています。

http://spora.jp/sec/diary/594416
http://peatix.com/group/60971
東証マザーズ総合指数は続伸、出来高は今年最低を記録する閑散相場

東証マザーズ出来高は4,135万株、売買代金は717億円となり、いずれも前日より小幅減少となりました。大型株市場とは対照的に、新興市場では個人投資家の様子見スタンスが依然として強いようです。

売買代金は5日連続で1,000億円を割り込み、出来高は今年の最低を記録しました。

http://www.freeml.com/bl/15749750/349589/
http://www.freeml.com/bl/15749750/349590/
なお、総合指数は続伸となり、終値では8月8日以来の1,100ポイント台となっています。今後は引き続き個人投資家の資金回帰が待たれますが、時間を要するかもしれません。